インドで食べたお料理紹介●ネガティヴ●

美味しいものをたくさん紹介しようと思ったんですけど、明日の卒業式の準備で忙しいので今日は今回の旅で美味しくなかったものを紹介。
インドでインド料理じゃないものを食べると失敗が多い。でもそれはインド人になじみがないからね。たとえば日本人が作ったインドカレーは「スパイスのなんたるかを知らん!」と憤慨されることになるんだろう。だからインド人が作った日本食に対して「こいつらは出汁のなんたるかを知らん!」とぷんすかするのは良くないね(高級レストランを除く)。
 
(↑インド人が作る日本食例:TOKUSEI RAMEN, TOKUSEI KATSUDON, KATSU TEISHOKU)
でも安宿街で、中には日本食料理屋をやる奇特な日本人もいらっしゃいます。その中の一軒、某カフェにダーリンと行った。その頃の私達は体調が悪く藁をもすがる思い。
詳しくは書きませんけどあまり美味しくなかった気がするんですけど。驚いたことに、その店は「街で一番美味しい日本食店」との評判。何故。
皆インド人が作る変った日本食やスパイスのせいで、味覚を狂わされているからだろう。だけれども冷静になって考えてみましょう。日本でおかんがこの料理を作ったとして、素直に「お母さん美味しいよ」と言えますか。彼氏がおうちに来たとき、誇りを持ってこのお料理を出せますか。
その某カフェに対して、あるインド人が言ってました。「でもさ、インドじゃ日本と同じ食材が手に入らないわけじゃん。だから限界あるし、がんばってるんじゃない」と。
パキスタンの偉大なる某婦人は、宿を開くにあたってパキスタンにある食材で豆腐・納豆・味噌等日本食材を自分で作れるよう、日本で修行してから渡パしたという話を聞きます。ネパールでも仙人のような日本人シェフがネパールの食材だけを使って作ったというとても安くて美味しいお料理をいただきました。
それら 気概を覚悟と誇り を持ってレストランを開いている他邦人に恥ずかしくないのか と一言言いたかったわけです。