パキスタンに嫁にいく、という本を読んだ。

パキスタン妻」でググったら一番上にヒットするのがこのブログだって今日気づきました。全国のパキスタン妻の皆様、私は肯定派でも否定派でもなく自分のもつ情報を客観的に提供することを信条としていますのでこれからも宜しくお願いいたします。
偶然今日先生の研究室から借りてきたのが【パキスタンへ嫁に行く】という本。パキスタンパキスタンでもなんとカラーシャ族の方と結婚されたとのこと。カラーシャ族といえばラホールのゲストハウスで上から下からこき使われていた気のいい従業員がそこ出身だった。
「ビザ」やら「しきたり」やら「穢れ」やらなんやらかんやら、日本で暮らしているぶんには想像できない数々の困難が二人の壁になる。なにより素敵だなと思ったのは奥様のクールな視点。パキスタン人がなんと言おうと日本人がなんと言おうと自分にあったライフスタイルを追求した結果のご結婚。相手の文化に傾倒しすぎるでもなくしかし全面的に敬意を払い、楽しい部分は受け入れるそのスタイル。
今まで「詳しく調べよう」と思っていながらできなかったカラーシャの暮らしもよくわかりました。とっても興味深い本なのに、廃盤らしい。残念。