わけのわからないことを処理する仕事。

【セカンドクラスの添乗員 (アルファポリス文庫)】
ふらりと立ち寄った生協で発見、一昨日発売されたばかりだという。本当は『旅の指差し会話帳・アフガニスタン』を買おうと思っていたのだけれどもこちらにする。
添乗員の仕事の中で実際に起った出来事をつづったメルマガがまとめられたもの。実にいろんなことがおこる。本当に、わけのわからないことがおこるみたい。
わけのわからないことを処理する能力は、パキスタン暮らしとインド旅行で鍛えられていると思う、海外旅行経験が無い人に比べれば、のはなしだけれども。しかしここで気をつけなければならないのは、海外旅行経験が無い人の目線で物事を見ることを忘れてはいけない、ということです。
自分の親より年上の人を大きな声で罵倒したり、めんどくさい出来事をお金で処理したり、約束の時間を守らないことを悪いと思わなかったり（その代わり逆にすっぽかされても全く気にしない）、といった現地で楽に生き抜く為に必要な態度は間違いなくお客様に「引かれる」に違いない。私自身がパキスタンに遊びに来てくれた父親に「引かれて」気がついたことです。