LokVirsaにいく。

megh2006-02-20

イスラマバード、大学の大先輩、外務省で働く中川さんの家に泊めていただく。凧揚げ祭りバサントの調査に来ている山さん、ドールという太鼓について調べに来たショウヘイと合流。二人ともかなりナイスな私の可愛い後輩である。
朝起きて少しまどろみ、太りすぎているかもしれない自分の体に活を入れるためヨガ、習いたての太陽礼拝のポーズを何セットか行う。えいえい。その後朝ごはんを食べ服を買いに外へ。しかし店が開いていなかったのでオレンジジュースだけ飲んで靴を直して家に帰る。
 お昼ごはんは麻婆豆腐。ここの料理人のアフタブさんはすごく素敵な人で私たちはかなりの好感度。カシミールから来たらしい。
 ご飯を食べ終わったところでLokVirsaからバスが私たちを迎えにくる。
 LokVirsaは日本で言うところの民族博物館のようなところ、パキスタン中の工芸品、人々の暮らしをあらわしたマネキンなどが飾られている博物館と、図書館、ホテル、オフィス、野外劇場などが併設した総合文化施設。になる予定らしく半分建設中。奨学金をピン札でいただいて図書館でダンスについての本を読み漁る、というか、コピーしまくろうと担当者の机の上に積み上げまくる。(こちらは版権無視です)今まで探してもなかったインド舞踊やカタックについての本がかなりたくさんあり、感動。しかし全部がインド製であり、パキスタン製は皆無。私が最初の著者になろうかしら。
 なかなかコピーしてくれないので、施設の中をうろうろしていると、おみやげ物屋さんで偶然知り合いの弟に会う。知り合いは画家なのだけれど、その弟が書いている絵が彼の絵によく似ていたので、声をかけたのである。すごい偶然、弟はお兄さんに私の話を聞いていたらしい、兄は今嫁とのいざこざで実家に帰っているそうである。
 可愛い弟としばらくほのぼのとお茶を飲んだあと、明日また会おうね、といって私は迎えの車に乗って家に帰った。ほんとに人との出会いって面白いなあとしみじみ、思いながら。
 途中でまた服を買おうとスーパーマーケットに行ったのだけれど、どこもかしこも布が高すぎてやめた。ラホールで500ルピーほどの布が1500くらいする。ふざけすぎ。高速ネットカフェでは、本当に高速でネットが使え、私は久しぶりにみんなに無事を知らせるメールを送ることができた。
イスラマバードはやっぱり都会だなあ。