情報があふれている。

mixiというものの存在を知って怖くなった。
あるイベントに行ったとき、どうしてこのイベントに来たのですか？という質問にほとんどの人が答えた、「mixiつながりで。」
バーチャルの世界で知り合っていたら、初対面でも、会った瞬間古い友達に対するようにふるまえる。
自宅に引きこもって一週間口から音声を発しなくても、100人の知り合いを作る事ができる。
趣味の会う人に簡単に出会えるなんて、本当に便利な世の中になったものだ、とおもうけれど。
一人の人と解り合う事にさえ四苦八苦している私にとって、その存在は、冬の深い湖に沈められたような圧迫感を私に与える。
見上げると湖の表面には氷がはっており、その向こうでしんしんと雪が降っているのか実は夏が来ているのか私には全くわからない。