ナイルの流れ、小説教室、エーミール

一億三千万人のための小説教室 (岩波新書 新赤版 (786))
これは、「さよなら、ニッポン」と内容がかぶっているところとかぶっていないところがあり、読み比べると面白いな!小説教室で「こうである」と言っている(ようにみえる)ところを、さよならニッポンで「でもこうかも?結局わからないかも?」と言っている(ようにみえる)のは面白いところだ。たくさん考えると、結論がでたと思っていたことにほころびを発見したり、もやもやしていたことに終止符を打つことができる。たくさん考えるのは、大変なことだけど大切なことだ。

で、小説教室に出てきたエーミールのシリーズ(紹介されたのは別のもの)が家にあったので読んだ。息子がこんなにいたずらするようになったらどうしよう…でも、するんだろう。5回くらいは学校に呼び出される覚悟をしている。
ナイルの流れのように (ちくまプリマーブックス)

ナイルの流れのように (ちくまプリマーブックス)

子ども向けに書かれているけれども、読むととてもいいと思う。アラブの方の音楽に関して、いろいろ知ることができる。