朝日新聞におけるパキスタンについて。

megh2007-05-13

二日連続してパキスタンの記事が載ったとおもったら昨日は「自爆テロで息子を亡くした親の悲しみ」今日は「抗議デモで33人死亡」だって、あーあ。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/middleeast/070512/mda070512000.htm
思い出すのは去年の春、私がカラチへ向かう前日にムハンマド(サララホーアラヘーワーラヒーワサラム)風刺画事件によりケンタッキーやらマクドナルドが焼き討ちになったあの日。カラチ空港に着くのが夜の11時ごろ、空港の目の前にはでっかいマクドナルドがあって、さすがの私もびびりまくり、日本の先生の知り合いパキスタン人先生に空港まで迎えにきていただいた。
「オー、メグミー。サラームサラーム。」「先生っ!!今日本でカラチが大変なことになってるって聞いたんですけど大丈夫ですかっ??」
「大変??なにが??」とけろっとしておられる先生。「だってマクドナルドが焼けたって・・・」
すると目の前のマクドを指差し先生一言。「マクドナルド トー ヘーナ(マクドってあそこにちゃんとあるやん)」
ふと目をやると休日の夜を楽しく過ごすナウでヤングな家族連れの姿。そのとき私が感じたのは以下の二点でした。
・この「平和そのもの」が焼き討ちにあった悲しみ。そのリアル。
・ありがちだけど、やっぱり報道って一部分しか報道してへんねんや、という納得。
そうして私はもう一部分であるパキスタンのB級ボケっぷりを報道していくのです。(写真は残念ながら今後姿を消してしまうであろう北京のジャッキー)