覆面男、紙面登場なるか?

megh2006-11-14

今回『ガンダーラ』にパキスタンの物語の連載をしてもいい、との許可が出て、話の内容等の確認もせず『秘密に満ちた覆面男』の翻訳を進めている。
この小説に関しては以前にも述べたが私がこころを奪われたパキスタンのつっこみどころの一つ(ひとつは勿論ミッキー)である。
第一話「墓に飛び込め」を今日やっと訳し終えた。お世話になったのが最近出版された超分厚い辞書(7万円するらしい)で、中央図書館と外大の図書館のものを利用した。
中央図書館のものは、もしかしたら私が始めて使ったのか、というほどきれいだった。(あたりまえかもしれないけど)
この本の作者エー・ハミードはこれとは別に日本旅行記(彼の想像!?)を書いている。『覆面男』の中にも着物を着た女性らしき挿絵が描かれている。続きを翻訳するのがとっても楽しみ。と、ふとこんな日記を発見。

【2003年9月5日の私の日記より抜粋】
 朝から本屋さんに行って、絵本を買った。パキスタンの絵本は本当に本当に絵が面白くて、ここに来てから本屋に行くたびに絵本を大量に買っている。ああ、値段を見ないで本が買えるなんてなんて幸せなんだろう。今日も子供を怯えさせるようなシュールな絵本をたくさん買った。一番のヒットは「秘密に満ちた覆面男」である。あれはもう、挿絵も何もかもすばらしすぎるので、私の宝物だ。結構長いが、何があっても翻訳してホームページに公開しようと決意した。
これからもパキスタンの絵本をコレクションしていきたい。

三年前から情熱をもっていたのだね、私。