ハーフマラソン走った。

生まれて初めて21キロも走ってしまいました。
天気もよく、メンバーもよく、帰りにはお風呂屋さんにいき、とても充実した一日を過ごした。ボランティアの方の無料おしるこ、味噌汁、おにぎりがありがたかった。運動ってええですわね。
  
準備体操は超適当。皆ハーフマラソンをなめきっている。この後どんな苦しみに襲われるか知る由もなく。
  
走ってすぐ、左足がつって感覚がなくなる。その後右足の感覚もなくなる。身体はしんどくないのに足がうまく動かなくて、良い姿勢を意識して走ること8キロ。
向こうから折り返してきたダーリンが猛スピードで走ってくる。手をパチン、とする。
   
ダーリンのおかげで元気が出てきてスピードアップしたもののすぐに身体にくる。横っ腹が痛くなり何度も歩こうと思っておったところ折り返してきたよしかつとすれ違う。「めぐさーんがんばれー」
よっしゃやったろう、給水ポイントで水を飲んで走り続ける。折り返して後半はふらふら、冗談じゃなく気を失いそうになった。走りすぎて気を失いそうになるなんて、すごい経験だね☆
残り5キロは気力勝負。周りは歩いている人、倒れている人、リタイアしている人続出、まるで八甲田山みたいだった。その中を亀の歩みで走る私。歩くわけにはいかねえんだ!村上春樹が『シドニー!』で書いた有森裕子さんのマラソン走ってるときの描写を思い出す。
残り一キロでなんと前を走っていたはずのよしかつが「めぐさーん」後ろから声をかけてくる。かかとの豆がつぶれて、ずっと歩いていたらしい。二人で走る。朦朧としていた意識が急にはっきりする。
よしかつと一緒にゴール!ゼッケンの横のバーコードを読み取ってもらってタイムを計るしくみ。すごい技術だわ。
    
そのままはだしになって芝生で寝る。とても満ち足りた気持ちで。(↑彼はフルマラソンを走ったので、満ち足りるどころではない。)
   
帰りは皆で近所の銭湯に行き↑、体中を揉みほぐしました。あまりにも幸せな、秋の一日の過ごし方やったので長々と書いてしまった。