蒲田駅ではあの音楽が流れている。

蒲田行進曲 (角川文庫 緑 422-7)
ちゃんちゃんちゃんちゃん・ちゃんちゃちゃんちゃちゃん♪と言葉で書くとわけわからんけれども蒲田行進曲のテーマ曲、私が生まれるか生まれないかの昔の戯曲だにもかかわらずなぜか知っているから不思議。父の家である大森(近所に貝塚がある)から桜木町へゆく途中にある蒲田駅に電車が停まると、物悲しいあの音楽が流れる。(ちなみに恵比寿駅ではエビスビールの音楽がながれるやね。大阪でもそんなんないんかね)
ある日どうしても時間をつぶす必要ができ、もっていた本がどうしようもなかったので、駆け込んだ古本屋で購入。不味いラテのみながらページをめくる。
蒲田行進曲ってマゾの話だったのか!!!」驚き。なんだこの屈折しまくりの愛は。これぞ美輪様の言うところの無償の愛でしょうか。新婚旅行に妻の元彼をつれていこうとする夫なんているでしょうか。