インド・宇宙・ぐるぐる

昨日の横尾忠則で思い出した。先日、ずっと気になっていたこの本を読みました。

インドへ (文春文庫 (297‐1))

インドへ (文春文庫 (297‐1))

画像が載っていないのが残念、自分で撮って上に載せておきます。横尾忠則は美和様や寺山修二ともつながっているサイケデリックな絵を描く画家なのですがなんと三島由紀夫の影響もありインドへ行っていらしたということが発覚。この本はその旅行記、彼の思想をふんだんに盛り込んだものになっております。
これは1970年代の日本のインドに対するイメージを理解するひとつの参考になります。ビートルズマハリシ・ヨギ、解脱、カルマ、宇宙、混沌、カオス。
横尾氏はさらに、世界の終わりに宇宙から宇宙人がやってきて地球を征服する。今も宇宙人は宇宙船に乗ってときどき偵察に来ている。というものすごい思想を持っていまして私もレベルE的なことはおこりうるなあと思うほうですが、そんな私でさえ彼のきっぱり言い切る潔さにたいしてこころもとないきもちを持ってしまいました。