2005-09-17 ■ 月があんなに綺麗なのに、あなたが隣りでそれをみていないから、私はあの月の光が憎いのよ。 と、ジュディ・アボットは言いました。 マンゴー味のシガリロの香りと、宵待月のピンと限り無く蒸留された光。美輪明宏のシャンソン。みたいな私の夜。 舌を刺す煙の刺激、足下に、灰。 灰は私の醜さ、との決別のつもりで、 想い出のサントロペ みたいに、殺してしまうしか手に入れる方法は無いのかしら。