ふなふな船橋 吉本ばなな

題名が???なので今まで買ってもいなかったけど、図書館で発見してついに読んだ!久々の一気読みだ。子どもたちが寝てから、3時間。可愛い寝息を両側に聞きながら。この集中力があれば、毎日一冊の本を読める…。

去年の暗黒時代から様々なことを試してなんとか戻ってきたけれどまだまだ油断ならない。そんな自分を、自分の力で安定させていかなければならない。

本好きの主人公、心の拠り所を持つことの大切さ、その恋人のずるさ、その恋人が好きだから自分を恋人にあわせてしまう主人公、

そうして少しずつ自分がずれていく。本心ではこれが自然でないことがわかっている。けれど安定と安心を考えるとそのままでいてしまう。