中国少数民族と病気の話。

megh2007-04-19

タンザニア領事館からの帰り道、カフェェで『貴州旅情』[宮城の団十郎 近代映画社]を読んでいた。
元芸能人の団十郎さんが友達に連れられて貴州を訪れて以来すっかりはまってしまい、最初は写真を撮っていたのがひょんなことから風土病の援助活動をすることとなるというエッセイ。ものすごく読みやすいし勉強になりました。仕事目線では初めて貴州省に行く人がかの地に求めるものがわかったし、さらには観光ではみえてこない問題についてもよくわかった。
さて、初めて行くタンザニア領事館はかなりおもしろかった。御堂筋沿いの爽やかな巨大ビルに入り上階へ行くと突然薄暗いフロアにポツンと電話が置いてある(写真参照)。受話器を取り「ビザ申請にきました〜★」と言うと「中でお待ちください…」といわれます。
扉をあけるとタンザニア人で溢れかえっているかと思いきやそこはどこかの会社らしく人びとがよくわからないがたち働いている。そしてピンクと灰色の制服をきた事務のお姉さんがちゃんとビザの手続きをしてくれます。お姉さんの名札には「鴻池組・○○」と書かれており、ますますタンザニアらしくない、一度遊びに行ってみるといいと思います。