ええ、ユメミガチですとも。。。

大停電の夜に
大停電の夜に ~ ナイト・オン・クリスマス ~ [DVD]という映画を観た。こころがぽっと温かくなる映画を表紙から期待して借りた、そんな気持ちを味わいたい夜だったから。ところが映画を観てとてもテンションが下がってしまった。というのも、この映画は観客のこころをぽっと温かくさせようとしながらその実登場人物全員が心になんらかの苦しみを抱えているからだ。(自分の意図しないところで他人を不幸にさせてしまうことへの苦しみ)一つの幸せのために一つの苦しみを抱える、それを隠して「幸せだ」と微笑む、そんなの現実世界で十分味わっていることなんだ、それなら嘘みたいな夢ものがたりを作るべきなんじゃないのか?「アメリ」を借りればよかった、と嘆息。