「特殊」な所ではあるだろうな。
昨夜本棚から無意識に取り出したこの本、東京奇譚集。一度読んだことがあるはずなのに、中身が全く思い出せなかった。（これは私の特技の一つです）
村上春樹の最新（多分）短編集。ひとつひとつの物語を、落ち着いた場所で丁寧に読みたいなあという雰囲気。読んでいたらだんだん中身を思い出してきた。
高校生である弟は、この中の「ハナレイ・ベイ」という話を一番気に入ったようです。男子高校生って、こういうワイルドな年上の女性にドキドキしてしまうものなのかしら。
（写真は、アパートのお隣りの見事な紫陽花。今年の紫陽花は特に色鮮やかな気がします）
