卒論のために

megh2006-06-14

今日発表があるので、前回パキスタンで買った「ラホールの踊り子についての本」三冊を順番に読もうと思って意気込んだものの、英語の本を一日で読めるわけないと途中で気づいて放棄。
これはその中の一冊で、ルイス・ブラウンさんという女性が書いたものです。
ラホールというのはパキスタンの北東、インドとの国境から車で1時間ほどのところにある古都で、ムガル朝時代には特にデリー、アグラと並んで栄えました。
栄えた場所には娼婦が居るということで、今もラホールの旧市街には、ヒーラー・マンディーという娼婦の町(通り、といったほうがいいのか)が残っています。で、この本は現在のヒーラー・マンディーの様子のレポート(1990年から5年間)なのだがこのブラウンさんはなんと自分もそこに住み着いて調べたらしいのです。
その場所は、ちょこっと治安の悪い場所だということで、私も女一人で近づくことを周囲に禁止されていたし、行くときは必ず男の人と一緒か、女でも三人は固まって行ってました。
そんな場所に一人で住み着くなんて、なんてこった。よく無事で帰ってこれたなあ。と思いました。読み終わったらまた感想を書こう。