た、大変だ!

前々から気になっていた「愛のコリーダ」を観る。言わずと知れた「安部定事件」を題材にした大島渚監督の映画です。
話しが進むペースが遅くて遅くて途中で飽きてしまう、しかしダーリン曰くそれは私が、展開の速すぎるインド映画に慣れてしまったからであって、これが日本人のペースらしい。これを退屈に思う私の脳みそは、日の丸魂を忘れつつあるのか。危ない危ない。
映画を観て感心したのはその色使い。夕日の色や、紫色、朱色、黒などの日本にしかないような色の組み合わせ。フランス人が気に入るのもうなづけるな。