さようなら、パキスタン

26日、荷造りも適当にパキスタンを出国、バンコクビエンチャンをへて、今はラオスの真ん中の町、バンビエンで恋人とのんびりバカンスを楽しんでいるところ。のんびりしすぎておしりから根っこが生えそうなくらいだけど。
今日朝からしたこと。朝、11時ごろまで寝て、だらだらおきる。昨日のマジックマッシュルームスープのせいかどうなのかしらないけど全く何をやる気にもならないので、まただらだらねる。途中でえいやっ!と起き上がり、近くの川で現地の子供たちとたわむれる。また昼寝。その後寝ている恋人を残して、昨日頼んでおいた民族衣装のスカートを取りに行く。シンという名前の巻きスカート。45000キップ。そんなこんなしているうちにもう夕暮れ。今日の夕焼けもとてもきれいだった。
パキスタンで過ごした日々がまるで幻みたいに感じられる。雨のにおいとか朝の食堂の前の廊下の光がきれいだったこととかお祈りする友達の横でポテトチップを食べながら恋人のことを考えていたこととか。
断食をしたこととか羊の首を切るところを見たこととか友達のお母さんと料理をしたこととか朝5時に起きて友達とウォーキングをしたこととか。
何もかもどうでもいいようなことだけれど大切な記憶。全部忘れたくない。でももうすでに、あのときの自分がリアルに思い出せない。
私確かにパキスタンに住んでいたんだよね??