カルギルにてパーキスターンの息吹を感じるというか。

質問があったのでカルギル特集。そこはインドというよりむしろパキスタン。羊肉が出てくる。お客様誰も食べないので一人で食べ続けるマトンカレー。運転手さんの名前はターヒル、イブラヒム、ムスタファなど、ほとんどシーア派。1999年には紛争があって砲弾がふりそそいだ。たくさんの僧侶が亡くなりその躯の上にストゥーパがたてられた。新しいかんじのストゥーパがたくさん、道沿いに並んでいる。

カルギルの町です。川沿いに開けた。

カルギルから南のほうにいくと見えるお山、ヌン山とクン山。どちらも7000メートル台。

カルギルから100キロちょっといったところにあるランドゥム。

にあるランドゥム僧院。ここから先にはイスラム教徒入ってこないでね、という想いをこめて建てられた僧院。なぜかロバがいました。ロバのいる僧院は初めてだった。

そこからまた100キロちょっといってザンスカールの中心地・パドゥム。実はレーとパドゥムは直線距離で130キロくらいしか離れてないが4000~5000メートルの峠がいくつもあり道はない。そのため一旦西へ、カルギルまでいって南下してまた東へ、行ってザンスカールにはいるのです。

インダス川(手前)とザンスカール川(むこう)の合流点。レーからちょっといったところにあるニンムー村で撮影。このまままっすぐ道ができたら5時間の距離なのに、アルチ、カルギル、パドゥムと三日かけなければならないのでした。